2021年05月14日

ポーの一族 秘密の花園(1)

萩尾望都 著

<あらすじ>
永遠の時を生きるポーの一族であるエドガーは、自らの手でアランを仲間にし、一族から離れて旅を続けていた。
1888年、イギリスのレスター郊外でアランが体調を崩し、ふたりはアーサー・クエントン卿の館に身を寄せた。
そこへ一族のシルバー・ピーターバラが現れ、エドガーにアランを手放せと迫る。エドガーはアランを守るため、クエントン卿の絵のモデルになるが・・・

<感想>
オリジナルシリーズ「ランプトンは語る」と繋がる物語。絵柄が原作に近いのは嬉しいが、読み切りでないのが難点。
でも、オリジナルを知っている読者としては、『ポーの一族 ユニコーン』よりは受けれ易いかな。
満足度 2.gif
 


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ラベル:萩尾望都 星2
posted by ももた at 08:55| 東京 ☀| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月22日

ポーの一族 ユニコーン

萩尾望都 著

<あらすじ>
永遠の時を生きるポーの一族であるエドガーは、自らの手でアランを仲間にし、一族から離れて旅を続けていた。
しかし1976年、ロンドンで起きた古物商の火事に巻き込まれ、アランは炎の中に消え、エドガーの消息も途絶えた。
40年後、エドガーがドイツのミュンヘンに現れ、ファルカと再会する。そして、黒炭の塊をアランだと言う。
エドガーはアランを取り戻すため、大老ポーによってポーの村から追放されたダイモンに従うが・・・

<感想>
エドガーが黒炭の塊をアランだと言った時点で受け入れ難く、感情的になってアランを取り戻せるなら悪魔とだって契約するエドガーなんて信じられない。これまでの作品の持ち味が消えてしまった感がする。前作『春の夢』でも感じたことだが、これまでのシリーズとは完全に別物だと思い知った。
それに、アランを取り戻す話が進むのかと思いきや、別の話にすり替わっている。大好きな作品だけど、新シリーズはもういいや。宝物が手のひらから零れ落ちて行く気がした。
満足度 1.gif



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posted by ももた at 22:45| 東京 ☀| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年04月16日

名探偵コナン99巻

青山剛昌 作

<内容>
「モデルパーティー毒殺事件」完結編と「牧場監禁事件」「軽井沢の別荘密室殺人」「連続密室殺人事件」を収録。

<感想>
ロンドン・ヴォクスホールブリッジのエピソードで、世良真純の母メアリーに残された謎が明かされる。「牧場監禁事件」には、安室透と少年探偵団が登場し、「軽井沢の別荘密室殺人」は暗号解読がメイン。そこそこ面白いけれど、マンネリ化してきたな。
100巻は2021年秋頃発売予定とのこと。このシリーズに終わりはあるのかな。
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posted by ももた at 09:07| 東京 ☁| Comment(0) | コミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
読んだ本の紹介と感想、評価を書きました。