<あらすじ>
時は大正時代。1000年以上もの間、鬼の始祖である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)によって増やされ続けた鬼は、人々を喰らい、その幸せを脅かしてきた。
鬼舞辻無惨という怪物を生み出してしまったことで呪われた産屋敷(うぶやしき)一族は、贖罪のために鬼狩りたちを組織し、全ての元凶である鬼舞辻無惨を討伐すべく心血を注いでいた。
後に鬼殺隊と称されるようになった、政府非公認の鬼狩りたちは、日輪刀と呼ばれる刃を手に、驚異的な回復力と特殊な力を持つ鬼たちを相手に壮絶な戦いを繰り広げる・・・
<感想>
竃門兄妹の絆、炭治郎とその仲間である善逸、伊之助少年の成長、鬼殺隊の壮絶な死闘などを描いた、面白い長編漫画だと思う。
しかし最終巻は、未来編よりも、最終決戦まで活躍の場が無かった柱のエピソードを読みたかったな。
全巻読破して思うことは、アニメのクオリティの高さだ。原作を忠実に描きつつ、素晴らしい映像美で魅了させ、キャラクターの魅力も倍増させている。原作を越えるアニメに初めて出会ったな。この漫画を最初にアニメ化しようとした方は凄いと思う。
アニメ監督、制作会社、アニメーター等々、アニメ制作に関わった全ての方が、この漫画をより一層面白く、感動的な素晴らしい作品にしたと思う。