2024年05月10日

水脈

伊岡瞬 著

<あらすじ>
8月18日早朝、神田川の護岸に設けられた排水口から、若い男性の遺体が発見された。
被害者は、都内の私立大学3年生・森川悠斗。手足を縛った上で、激しい暴行を加え、背後から腕を使って扼殺し、その後どこか別の場所で遺棄したものの、台風の雨による増水のため、遺体は地下水路の「暗渠」を通って流れ着いたようだ。死体発見現場を所轄する和泉警察署に合同捜査本部が立った。
遺体発見日から5日目、宮下真人巡査部長と真壁修巡査部長の遊軍的捜査に、警察庁幹部の姪で大学院生の小牧グレース未歩が同行することになった。
捜査して行くと、警察関係者らしい男たちがうろついている空き家に辿り着いた。その家は高齢女性・今井朝乃が独りで暮らしていたが、去年の4月に亡くなっていた。家の裏手には暗渠の存在を匂わせる小径があり、鉄の蓋も見つけた。
そして、森川悠斗とバイト先が一緒だった大学の友人の聞き取りをすると、闇バイトが浮上する。
そんな中、神田川で顔に殴打痕のある女と男の死体が出た。そして森川と同じ時期に遺棄された可能性が出てきた・・・

<感想>
真壁と宮下の刑事コンビが初登場した『痣』の続編とのこと。
暗渠と特殊詐欺グループなどを描き、興味深く読ませる。
しかし、進展が遅いうえ展開も読めてしまう。推理する楽しみはあまりないな。
そして終盤で一気に種明かしとなるが、意外性もない。期待外れだったな。
満足度 2.gif


posted by ももた at 09:23| 東京 ☀| Comment(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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