<内容>
季刊『フライの雑誌』に掲載したアウトドアエッセイに加筆、改題したもの。
「まえがき」「犬と歩む」「ようこそ山小屋へ」「あのころ奥多摩で」「都会のナイフ」「薪を割る」「サルを待ちながら」「クマと生きる」「イセキを渡れ!」「山暮らしインタビュー」「あとがき」
<感想>
著者は若い頃、酷く孤独で群衆やグループに馴染めず、独りで生きて行くしかなくて、ソロトレッカーとして西丹沢の深い山に入り、単独の釣り人として奥多摩通いしていたそうだ。それが後に作家業に生かされていることを思えば、たとえ当時は辛くても人生経験に無駄なものはないと思った。
「愛犬ダンとココのエピソードと里見守り犬プロジェクト」「一軒屋避難小屋通いと渓流釣りの話」「恐怖体験と道迷い」等々、とても興味深く勉強になったな。

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