2018年05月16日

その部屋に、いる

S・L・グレイ 著
奥村章子 訳 「THE APARTMENT」

<あらすじ>
南アフリカのケープタウンの自宅で強盗に入られた、47歳の大学教員マーク・セバスチャンと23歳年下のその妻ステファニーは、ストレスに押し潰されそうになっていた。
そのトラウマから解放されようと、2歳の娘ヘイデンをステファニーの両親に預け、癒しを求めてパリ旅行へ出かけた。節約と友人の勧めもあり、宿泊先はハウススワップの仲介サイトで見つけた。
しかし、モンマルトル近くにあるアパルトマンに到着してみると、仲介サイトの宣伝文句とは大違いの薄気味悪い部屋だった。ふたりは不安を覚えつつもパリ滞在を楽しもうとする。
ところが、次から次へと予期せぬ事態に見舞われる。更に強盗が押し入って以来ぎくしゃくしている夫婦関係の溝も広がって行き・・・

<感想>
ハリウッドの出来の良いホラー映画みたいだったな。
心に深い傷を負っている男が理性を失って行く様に気が滅入り、暗澹たる思いが胸中に広がる。
しかし、決定的な悲劇も予想される中、恐いもの見たさでページを捲るのを止められない。
得体の知れないものへの恐怖心、愛する者を守れなかった罪悪感などの心理描写が巧みで、凄く怖かった。
そして最後には人間のエゴも見せつけられ、これはトランプのババヌキゲームだと思った。
満足度 3.gif



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グレン・エリック・ハミルトン『冬の炎』   アン・クリーヴス『空の幻像』
   

アンドレアス・フェーア『弁護士アイゼンベルク』   ヘニング・マンケル『ピラミッド』
   


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2018年05月15日

テーラー伊三郎

川瀬七緒 著
装画 千海博美

<あらすじ>
福島県にある中途半端な田舎町。市営団地でポルノ漫画家の母とふたり暮らしの男子高生、津田海色(アクアマリン)は、母のアシスタント作業をこなしているせいで、ドレスや下着の一部を見ただけで名称や時代、階級まで推定できた。
10月のある日、登校途中に、古臭くて時代遅れの正統派英国紳士服の仕立て屋「テーラー伊三郎」のウィンドウに飾られたコルセット、コール・バレネの造形美に心奪われる。
そして職人気質の頑固な82歳の老人伊三郎は、18世紀の特殊下着を武器にして、長い人生を歩んで最後に辿り着いた魂の単独闘争を目論んでいた。
騒然となる町内を尻目に仕事の見学に通ううち、伊三郎に服飾文化の知識を買われたアクアは、店のプロデュースを任される。コール・バレネの売り出しにどっぷり浸かり、訛りが強いスチームパンク女子高生の明日香や町に埋れていた凄腕の職人らを巻き込んで「テーラー伊三郎」のリニューアルオープンを目指すが・・・

<感想>
舞台は相互監視体制で成り立っている田舎町。主人公は、出奔した父親が極左の活動家で家は貧乏、自分の名前と母親の職業のせいで半ば人生を諦めている少年。あらゆるものに女性差別問題を絡めて攻めてくるクレイマー女史、商店街を牛耳っている商工会長、凄腕の手芸家兼拝み屋の老婆など、強烈な個性を放つキャラクターが多彩に登場し、話を盛り上げている。
服飾文化の蘊蓄は興味深く、コルセット革命を適視する人たちとのバトルや詰将棋は痛快だと思う。
満足度 3.gif



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川瀬七緒 『紅のアンデッド 法医昆虫学捜査官』  『フォークロアの鍵』
   


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2018年05月14日

世界一おもしろい国旗の本

絵と文 ロバート・G・フレッソン
小林玲子 訳 「FLYING COLOURS」

<内容>
地球上の全ての国に国旗はある。それぞれの国旗のデザインには意味がある。そして長い歴史が刻まれている。
美しいイラストと文章で国旗の歴史を紹介、国旗を通して世界を楽しく学べる国旗絵本。
巻末に大陸別の世界地図を収録。

<感想>
子供向けの絵本だと侮ってはいけないと思った。
巻末の大陸別の世界地図、旗章学(旗のデザインや意味についての勉強)、国旗の成り立ちなど、とても興味深く勉強になった。
世界の国旗には星や太陽、十字架に武器など色々な図柄があるが、国民の思いや宗教色、その国の歴史が濃く反映されているのも良く分かり、国旗を再認識する。
子供の誕生日やクリスマスのプレゼントにうってつけの本だと思う。
満足度 4.gif



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苅安望『世界の国旗・国章歴史大図鑑』   『日本「地方旗」図鑑:ふるさとの旗の記録』
   


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2018年05月11日

休暇のシェフは故郷へ帰る

大統領の料理人・シリーズ E
ジュリー・ハイジー 著
赤尾秀子 訳 「Fonduing Fathers」
カバーイラスト 丹地陽子

<あらすじ>
ホワイトハウスのエグゼクティブ・シェフのオリーは、夏の休暇中に恋人のギャヴを母と祖母に紹介するため、シカゴの実家へ帰省した。
愛する人たちに囲まれている喜びに浸っていたところ、母と祖母が長い間封印していたパンドラの箱を開けてしまう。幼い頃に亡くした元軍人の父の死につて意外な真相を聞かされる。
父は不服従を理由に不名誉除隊になったが、アーリントン墓地に埋葬されていた。除隊後はワシントンDCのサプリメント会社に勤め、管理情報システム部長にまでなった。
ある夜、危険な地区で後頭部を撃たれて殺された。犯人はまだ捕まっていない。
そして当時、サプリメント会社のクレイグ・ベンソン社長は、父が会社を裏切り企業秘密をライバル会社に売っていたかもしれないと非難していた。
また、父の死後間もなく、同社の管理職ハロルド・リンカが事故に遭い、マイケル・フィッチも退職していた。
特別捜査官でもあるギャヴはこの話には裏があると睨む。
父の潔白を信じているオリーは、25年以上前の未解決事件に取り組む決意をする。ベールに包まれた過去の真実を探って行くが・・・

<感想>
勇敢で強い心を持ち、好奇心や探究心が旺盛な独立志向の強い主人公は、これまで陰謀や爆弾の脅威、テロリストの策略に関わる事件に巻き込まれて仕方なく素人探偵に乗り出していた。ホワイトハウスのトラブルメーカーとして有名だが、今回は個人の問題で自発的に調査している。
いきなりオリーの母の辛い告白で物語の幕が開き、シリーズ初見だけど興味津々となる。厨房スタッフとのいざこざ、大統領一家とフード・エキスポのエピソード、オリーとギャヴの恋愛などを織り込み、最後まで楽しく読ませる。スパイ小説擬きの面白いコージーミステリだと思う。
満足度 3.gif



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『押しかけ探偵』   『エリザベス王女の家庭教師』
   

『フードワゴン・ミステリー死を呼ぶカニグラタン』   『ワン・プラス・ワン』
   


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2018年05月02日

大統領の料理人・シリーズ作品リスト

ジュリー・ハイジー 著 
赤尾秀子 訳
カバーイラスト 丹地陽子


「世界でもっとも重要な台所」と呼ばれるホワイトハウスの厨房で働くシェフ、オリー・パラスを主人公としたコージーミステリ。

@「厨房の小さな探偵」   A「クリスマスのシェフは命がけ」 
    

B「春のイースターは卵が問題」   C「絶品チキンを封印せよ」
   

D「誕生日ケーキには最強のふたり」   E「休暇のシェフは故郷へ帰る」
    


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2018年05月01日

ノーマンズランド

姫川玲子シリーズ I
誉田哲也 著

<あらすじ>
ひとり暮らしの女子大生長井祐子が、殴られた挙句に首を絞められて殺された。
葛飾署に特別捜査本部が立ち、上司の林が殉職して以来負のスパイラルに嵌り込んでいた姫川玲子は、かつての姫川班の最年少メンバー、湯田康平と組んで捜査に当たることになった。
現場で採取された指紋のひとつが、傷害で前科一犯の大村敏彦の指紋と一致する。
捜査開始直後、女子大生殺しとは別件の佐久間健司殺害容疑で大村が逮捕された。
姫川玲子は、知能班の係員が大村を担当していることに違和感を抱く。
調べていくと、被害者は佐久間健司に成りすましていた北朝鮮の工作員カン・ミョンスと判明する。然も死体検案書に添付された写真は偽装の上、調書が捏造だった。そしてカン・ミョンスは日本人拉致にも関わっていたと判る。
一方、ヒラ警部補のガンテツこと勝俣健作は、元警察官僚という立場を利用して伸し上がって来た政治家の鴨志田勝から、面倒な厄介事を押し付けられていた・・・

<感想>
女子大生殺しからビデオレンタル店の個人情報保護法違反、不正契約詐欺、警察官の隠蔽工作へ飛び、最後は日本人拉致事件に辿り着く、とても面白い展開だ。
しかし、発端の女子大生殺しは脇に追いやられてしまった感がする。主人公の姫川玲子に大きなネタを追わせたいのは解かるけれど、些か強引な気がする。拷問の場面も必要不可欠とは思えない。最後まで楽しく読めるが、後味の悪い警察ミステリだったな。
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柴田哲孝 『WOLF』  『冬蛾』
   
  
堂場瞬一『砂の家』  道尾秀介『風神の手』
   


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2018年04月27日

ひとりでも、君は生きていける。

金川顕教 著

<内容>
「僕が大企業を辞めて「ひとり」で働きはじめた理由」
「1.成功したければ「ひとり」になろう」
「2.人間関係で「ひとり」になる」
「3.環境・時間で「ひとり」になる。」
「4.仕事で「ひとり」になる。」
「5.ひとりでも、君は生きていける」
「君に「友だち」はいらない」

<感想>
お金持ちになりたかった田舎の少年のサクセスストーリー、言わば体験記になっており、とても面白い自己啓発本だと思う。
自慢や片意地を張っている訳でもなく、押しつけがましくもない。只ひたすらに、結果が出るまで頑張って来られた姿に好感を持った。
そして、「遊びとスマホと居酒屋と異性とテレビは、成功を阻む5大リスク」「目標を決め、成功法をリサーチして、行動を起こす」「自分の価値観で生きた方が人生は楽しめる」「人脈は作るものではなくて、自然にできていくもの」「成功の鍵を握るのは、情熱と忍耐と謙虚さ」「ひとりを成功させるには、筋トレが最適」など、どれも説得力がある。
前向きな気持ちになり、勇気を貰える1冊だと思う。
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下重暁子『極上の孤独』   五木寛之『孤独のすすめ』
   


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2018年04月26日

絵で見る樺太史 昭和まで実在した島民40万の奥北海道

高橋是清 著
カバーイラスト 遠野ありく 
挿絵 大前壽生(1章、2章) 遠野ありく(序章及び1章)

<内容>
樺太は、北海道のさらに北に位置し、北海道より少し小さく、東北地方全体より少し大きな島である。北緯50度を境界として、北側を北樺太、南側を南樺太と呼ぶ。北樺太はロシア連邦の領土だが、南樺太は国際法上いかなる国にも属さない所属未定地である。

序章 樺太の概要/小中学生への聞き取り調査/平成19年現在の樺太/水平線上に浮かぶ樺太」

「第1章 樺太の概略史/樺太とオホーツク文化/樺太にまで及んだ中国の影響力/樺太と接触し始めた日本/松前藩の樺太進出ほか」

第2章 近代樺太40年の概略/30年振りの樺太回復/火鉢ではしのげぬ樺太の寒さ/樺太開島/帰ってきた樺太アイヌほか」

終章 夏露の未だ乾かぬ樺太よ

<感想>
南樺太・北千島の帰属は現在も未定で、ロシアによる実効支配は国際法上の不法占拠だとは知らなかった。てっきり、戦争に負けたせいで放棄せざるを得なかったと思っていた。それに、日本の降伏後にソ連が戦争を強行したこと、占守島の戦いもつい最近知ったばかりである。だから中学生向けの本だけど侮れない。これまでの疑問が氷解していく。
そして南極物語に登場する有名なタロとジロ、日本固有種である樺太犬についても少しだけ触れている。
南樺太・北千島の風土と文化、歴史と産業、不法占拠の経緯などを、イラスト付きで分かり易く丁寧に解説しており、凄く勉強になった。北方領土問題に関心のある方必読の良書だと思う。
満足度 5.gif



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藤村建雄『知られざる本土決戦南樺太終戦史―日本領南樺太十七日間の戦争』


『「樺太―カラフト」を知る ニッポン領土問題の原点』上原卓『北海道を守った占守島の戦い』
   


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2018年04月25日

日本の「未解決事件」100の聖域

鈴木智彦・森下香枝・寺澤有・窪田順生・李策 著


<内容>
昭和、平成、戦後日本の未解決事件の中から、世間の耳目を集めて話題をさらった事件、忘れてはいけない許し難い事件、あまりにも不可解な事件など、100の事件を取り上げたもの。

第1章 「迷宮」のタブー開封/赤報隊事件/特別インタビュー鈴木邦男/「餃子の王将」社長射殺事件/世田谷一家殺害事件/国松警察庁長官狙撃事件/東電OL殺人事件/グリコ・森永事件/3億円事件/スーパーナンペイ事件/栃木・今市市女児殺害事件/大阪・西成女医変死事件/ロス疑惑事件/歌舞伎町ビル火災事件」

第2章 消えないミステリー/石井紘基代議士殺害事件/足利事件/横田めぐみさん拉致事件/足立・女性教諭殺害事件/六甲山中・鳴海清殺害事件/歌舞伎町・ラブホテル連続殺人事件/長岡京・殺人事件/ホテルニュージャパン火災事件/歌舞伎町・ディスコ殺人事件/中川一郎代議士怪死事件/パラコート殺人事件/群馬・功明ちゃん誘拐殺人事件/名古屋妊婦切り裂き事件/風船おじさん事件/「悪魔の詩」殺人事件/千葉・女子中学生誘拐事件/熊取町・連続自殺事件/茨城・元美容師殺人事件/井の頭公園バラバラ殺人事件/福徳銀行5億円強奪事件/快活林「青龍刀」事件/住友銀行支店長射殺事件/日本テレビ郵便爆破事件/小野悦男事件/池袋・立教大生殺害事件/和歌山毒カレー事件/柴又・上智大生殺人事件/筑波大女子学生殺人事件/青森・住宅公社巨額横領事件/日債銀社長変死事件/亀戸・女性漫画家殺人事件/旧石器捏造事件」

第3章 殺ったのはおまえだ/札幌・よさこいソーラン祭り爆破事件/室蘭・女子高生失踪事件/徳島・淡路父子放火殺人事件/茨城・少年リンチ殺人事件/広島・一家「神隠し」事件/「PRIDE」社長自殺事件/イラク・外務省職員射殺事件/イラク・日本人青年「処刑」事件/五霞町・女子高生殺害事件/函館・タクシー運転手強盗殺人事件/西新宿・バット撲殺事件/舞鶴・女子高生殺害事件/琵琶湖・バラバラ殺人事件/中田カウス襲撃事件/板橋・資産家夫婦殺害事件/島根・女子大生殺害事件/小樽・資産家女性殺害事件/東日暮里男性殺人事件/習志野市茜浜女性殺害事件/川崎市・ドヤ街放火事件/湯河原・放火殺人事件/東京駅コインロッカー死体遺棄事件/カリブ海邦人女性演奏家殺人事件/茨城・中国人技能実習生死体遺棄事件/大口病院点滴異物混入殺人事件」

第4章 昭和の「黒い霧」/「アナタハンの女王」事件/帝銀事件/免田事件/下山事件/弘前大学教授夫人殺人事件/松川事件/財田川事件/八海事件/もく星号墜落事件/徳島ラジオ商殺人事件/島田事件/ジラード事件/BOACスチュワーデス殺人事件/名張毒ぶどう酒事件/チ-37号事件/草加次郎事件/狭山事件/力道山刺殺事件/マルヨ無線強盗殺人事件/袴田事件/よど号ハイジャック事件/布川事件/三崎事件/土田國保邸爆破事件/大阪・千日デパート火災事件/金大中事件/甲山事件/荒木虎美保険金殺人事件/青酸コーラ無差別殺人事件/ダッカ事件/連合赤軍事件」

<感想>
当時も今も謎だらけの事件ばかりである。興味は尽きないが、真相解明に繋がるものもなく、謎が深まるだけだった。読みながらストレスを感じた。
そして、黒幕やヤクザ、思想家が暗躍する昭和は凄い時代だったと再認識する。時間潰しにはいいかもしれない。
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『絶対に明かされない世界の未解決ファイル99』   『本当にあった 奇跡のサバイバル60』
   


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2018年04月24日

世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法

戸塚隆将 著

<内容>
「1.なぜか英語が身につかない人の5つの誤解」
「2.英語は「伝える」ためにある」
「3.「シンプル英語勉強法」の全貌」
「4.「ブロークン」でもいいからとにかく話す」
「5.正しい発音を「まず頭で」理解する」
「6.英文を「前から」解釈しながら読む」
「7.「音読とセットで」ひたすら聴く」
「8.結論と根拠を明確にして「ロジカルに」書く」
「9.かならず「フルセンテンスで」話す」
「10.英語のテクニックより大切なもの」

<感想>
「ゴールは自分の意見を伝えること。」「ペラペラな英語を目指す必要はない。」「シンプルに伝える英語を身につけよう。」「英語学習を仕事と同じレベルに引き上げる。」「集中して3カ月、英語学習に取り組む。」と繰り返し述べている。有名人の分かり易い例えもあり、説得力がある。そして身につまされるところや納得できることも多い。
「まず結論から述べて、根拠を明示する。」「相手のペースで聴き、自分のペースで話す。」「メッセージを効果的に伝える。」は、ビジネスシーンでは必須だろう。社会生活を送る上での社交術にも通じ、とても勉強になる。一読の価値がある自己啓発本だと思う。
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本山勝寛『最強の独学術』  エリック・パーカー『残酷すぎる成功法則』
   


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読んだ本の紹介と感想、評価を書きました。